KLab(真田哲弥社長)は12月27日、11月下旬に開催したモバイル関連のカンファレンスイベント「mobidec2007」で、モバイル業界の08年展望を予測するパネルディスカッションの内容をまとめた。

 参加者は、真田社長ほかプライムワークスの池田昌史社長、シーエー・モバイルの小野裕史専務取締役、ザッパラスの杉山全功会長兼社長、ディー・エヌ・エーの守安功・取締役ポータル・コマース事業部長の5人。

 レポートの内容は、携帯電話事業者(キャリア)のシェア争いや「iPhone」の日本展開、「着うた」や動画などのコンテンツ市場動向、モバイル広告の方向性など多種多様で、約20項目の各パネリストの見解をまとめた。

 通信事業者のシェア争いでは、「今年と変わらない」との意見でほぼ一致。米国で大ヒットする米アップルの「iPhone」の日本展開については、「ソフトバンクモバイルが取り扱うのでは」という意見がもっとも多かった。ただ、「アップルがどこか1社と組むのはなさそう」や、「どこも採用しない」との意見も出た。一方、米グーグルの携帯電話向けOSの日本キャリアの動きとしては、「各キャリアとも『保険』として1機種は販売する」との見通しが最多だった。

 コンテンツで、引き続きニーズが強いと分析しているのは「デコメ」で、顧客層が広がり、有料無料問わず順調に伸びるとの意見が大半を占めた。「モバイルSNSの人気」については、各パネリストとともに「伸びる」との見解で一致。なかには、「『モバゲー』が一人勝ちする」と予測する声も出た。

 そのほか、広告ビジネスでもっとも伸びる手法は「コンテンツマッチ広告」で、サイトプロモーションで一番効果があるのは「アフィリエイト」となった。「07年のモバイル話題大賞を贈るなら?」との問いには意見が分かれ、「モバゲー」「顔ちぇき」「ホワイトプラン」「Docomo2.0の逆襲」「ソフトバンクの犬のお父さん」が選出された。