インフォコム(吉野隆社長)は、独KNIME GmbHと同社が提供する創薬研究向けワーク・フロー型プラットフォーム「KNIME(ナイム)」上で、商用利用可能な計算処理モジュール(ノード)の開発・販売をすることで契約を結んだ。

 「KNIME」は、創薬研究者が計算処理ワーク・フローを作成し、計算処理を実行するためのプラットフォーム。独Konstanz大学が開発した。無償・オープンソースとして提供しているため、独自のノード組み込みやシステムとの連携が容易な特徴を持つ。また、独立したプログラムを実行可能なノードを100以上用意しており、ノードを組み合せることで効率的な計算プロトコルの作成や処理、履歴情報を利用できる。

 インフォコムでは、製薬企業の研究所向けにシステム開発サービスを提供しているなかで、今回の提携により、創薬研究向けに提案するノード開発や販売を進めることが可能になる。まず第一弾として、ハンガリーに本社を置くChemAxonのライセンスと「KNIME」を連携する機能「JChem Extensions」を開発し、08年2月に発売する予定。