BCN(奥田喜久男社長)は1月25日、東京・港区の「青山ダイヤモンドホール」で「BCN AWARD 2008」の表彰式を開催し、メーカーや販売店各社の関係者258人が集まった。実売データ「BCNランキング」を基にパソコンやデジタル家電などの年間販売数量ナンバー1メーカーを表彰するもので、今回が9回目。パソコン関連商品とデジタル家電商品のハードウェア62部門、ソフトウェア32部門のトップメーカー計42社が栄冠に輝いた。

  ハードウェアでは、デスクトップPC部門で富士通、レンズ交換型のデジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラ)部門でニコンが初受賞。ソフトウェアではサウンド関連ソフト部門で、新世代のDTMソフト「VOCALOID 2 初音ミク」を大ヒットさせたクリプトン・フューチャー・メディア初めて受賞した。新設の「携帯オーディオアクセサリ」部門ではエレコムがナンバー1の座を獲得した。

 

 表彰式では、ニコンカメラ販売の梅林富士夫・取締役営業本部本部長が受賞社を代表して挨拶。「ユーザーの支持や販売店の支援のおかげで受賞することができた」としながら、「これまで団塊の世代ユーザーが多かったが、マーケティング方針を変更したことで若者や女性ユーザーの獲得に成功した」と受賞の要因を分析。最後に「今年は政情・景気と不透明な点はあるが、今まで以上に評価を高め、これからも成果を挙げていきたい」と締めくくった。

 

 また、BCNランキングにPOSデータを提供している情報提供会社を代表し、エイデンの岡嶋昇一社長が「07年末は好調に推移した。08年は北京オリンピックや洞爺湖サミットなどがあり、AV機器や省エネ対策の製品に注目が集まる年になる。来年のAWARDでも皆さんともう一度会えることを楽しみにしている」と祝辞を述べた。

 

 会場では「ITジュニア賞 2008」の表彰式も併せて開催。次世代のIT技術立国を担う若い世代にモノづくりの情熱を伝えることを目的として06年に創設された賞で、08年から「ITジュニア育成交流協会高山理事長賞」を新設した。高等専門学校の「プログラミングコンテスト」や「高校生ものづくりコンテスト」、全国の20歳以下の若者が対象の「U-20プログラミングコンテスト」などの大会の入賞者より選出する。

 

 今回受賞したのは、岐阜県立東濃実業高等学校・コンピュータ部、国立弓削商船高等専門学校・「join NASS」製作チーム/「Beauty and Beads」製作チーム、富山県立富山工業高等学校・全国高校生プログラミングコンテスト参加チーム、長野県松本工業高等学校・小口宏之さん。また新設した「ITジュニア育成交流協会高山理事長賞」は、国立詫間電波工業高等専門学校・「WIND+WOW!」製作チーム、真岡コンピュータ・カレッジ・チーム「たかねっち」がそれぞれ受賞した。