日本ヒューレット・パッカード(日本HP、小出伸一社長)は8月6日、PCのライフサイクルに合わせたサポート体系「HP Total Care」の第2弾として、「HP Eメールフィルタ」「PCトレーシング」「プライオリティアカウントサービス」の3つのサポートサービスを発表した。

 ラインアップは、迷惑メールをコスト効率よく管理する「HP Eメールフィルタ」、紛失したPCの所在をネットワークを通じて探知する「PCトレーシング」、ユーザー専用コール窓口「プライオリティアカウントサービス」の3つ。「HP Eメールフィルタ」は9月、「PCトレーシング」と「プライオリティアカウントサービス」は8月7日に販売を開始する。

 「HP Eメールフィルタ」は、日本HPとSymantec社が提供するEメール管理のホスティングサービス。ハードの追加投資やソフトのインストール、継続的なメンテナンスなどが不要で、1年単位の登録で利用できる。ユーザーは、HP Eメールフィルタサーバーでフィルタリングした後にメールを受信できるほか、24時間365日体制でメール環境のモニタリングや電話サポートが受けられる。メールサーバーがダウンした際に、最大5日間までメールを蓄積して再送信する「スプーリング」や、フィルタリングしたメールに対する「レポーティング」などの機能を搭載する。PC1000台を対象とした場合、1アカウントあたりの年間利用料は3150円。

 「PCトレーシング」は、盗難・紛失の発生後にデータ流出のリスクを低減できる対策ツールで、「シルバー」と「ゴールド」の2つのサービスレベルから選べる。「シルバー」は、紛失したPCがインターネットに接続されると、IPアドレスなどの情報が指定のメールアドレスに送信する。「ゴールド」では、「シルバー」の内容に加え、HDD内のデータに対してリモート消去命令を発行し、情報漏えいのリスクを低減できる。PC1000台を対象とした場合、1アカウントあたりの年間利用料が「シルバー」は2100円、「ゴールド」は5775円。

 「プライオリティアカウントサービス」では、あらかじめユーザーのハードウェア構成情報や障害履歴に関するデータを収集し、障害発生時に活用することで、迅速な復旧対応を実現する。「シルバー」と「ゴールド」の2つのサービスレベルが選択可能で、「シルバー」ではユーザー専用コール窓口による受付、ハードウェア優先修理対応、PCの台数や構成、障害履歴などのシステムプロファイルを管理。障害時には専任のエンジニアが対応する。「ゴールド」では「シルバー」の内容に加え、ユーザー担当の障害管理担当者(TAM)が任命され、より迅速・適切な障害対応と問題解決を支援するほか、障害対応報告書の提出や改善提案なども行う。同サービスはPC1000台以上での契約が前提で、価格は「シルバー」が1サイト157万5000円から、「ゴールド」は1サイト262万5000円から。