大塚商会(大塚裕司社長)とNEC(矢野薫社長)、マイクロソフト(樋口泰行社長)の3社は、中小企業向けにタワー型サーバーで手軽に利用でき、コスト削減を実現する仮想化「1台2役サーバパック」を開発し、3月1日から販売を開始する。

 「1台2役サーバパック」は、NECのPCサーバー「Express5800シリーズ」と、マイクロソフトの「Windows Server 2008 Hyper-V」を組み合わせ、大塚商会が1台の物理サーバー上に2台の仮想サーバーを利用できるように設定したもの。これにより、ユーザー企業のサーバー導入コストを約30%削減し、省スペースや監視、バックアップなどの一元管理による運用コストの削減が可能となる。

 また、OSK(宇佐美愼治社長)の基幹業務システム「SMILE BS」シリーズと統合型グループウェア「eValue」シリーズの動作検証も完了した。検証作業を省くことですぐに利用でき、中小企業にも導入しやすい仮想化サーバーとして仕上げている。今後は、市販パッケージアプリケーションについても順次検証を進めていく。ほかには、大塚商会の「仮想化オープンラボ」で、ユーザー企業が導入する独自アプリケーションの動作確認が行える環境も提供し、仮想化へのニーズに対応していく。

 価格は約200万円からで、初年度に500セットの販売を目指している。3社は緊密な協業体制を進めており、共同マーケティングなどによる協業を通して、販促活動を実施していく。その第1弾として、2月4日から「大塚商会 実践ソリューションフェア 2009」を開催する。