ソフト開発のスナッピー・コミュニケーションズ(小林四一社長)は、ウェブコンテンツの管理システム(CMS)製品を拡充する。コミュニティやサークルのメンバー同士が情報共有できる機能を追加。今年5月をめどに劇団やダイビングを楽しむアマチュアユーザー向けにサービスを始める。

 CMSは、スナッピーが独自に開発した「snacle(スナクル)」シリーズで、ネット通販のコンテンツ管理システムとして納入件数を着実に増やしている。ネット通販では、ブログやSNSなど“口コミ”による販売促進が重要な要素になる。ブログや顧客管理システムなど、顧客を呼び寄せ、関係を強化する機能を拡張してきた。今回はさらに一歩踏み出し、趣味やスポーツなどで形成されるコミュニティやサークルのメンバーを取り込むことで販促につなげる。

 先行してアマチュアオーケストラの愛好者向けに一部機能を提供しており、「反応は上々」(小林社長)という。今後はネット通販と連動させたり、広告収入に結びつける。グループ会社でSIerのアイティフォーはネット通販の基幹業務システムに強く、スナッピーのウェブを活用した集客・販促の仕組みと連動させることで差別化を図る。スナッピーは、製品機能の強化やグループ企業との連携を推進。これにより、向こう3年で売上高を1.5~2倍に増やす計画を立てている。(安藤章司)