京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)は2月19日、SaaS型ID管理サービス「GreenOffice Directory On Demand」を4月1日から提供開始すると発表した。

 「GreenOffice Directory On Demand」は、ID管理パッケージソフトとして提供してきた「GreenOffice Directory」の機能はそのままに、同社のインターネットデータセンター「D@TA Center」のオンデマンドサービスを通じて提供するもの。

 標準規格の採用や専用アダプターなどによって、社内の既存ITシステムだけでなく、Google Appsなど他のSaaSにも対応するシームレスなアクセス管理・ID管理を可能にし、IT部門のアクセス管理にかかる負担を軽減する。

 また、SaaS利用にともなうセキュリティへの不安とクラウド・コンピューティングで全体像を把握できないことでの不安を、ISMS/ITIL取得の「D@TA Center」による運用と、定期レポートによる“見える化”でサポート。定期レポートは、監査・証跡の確保などにも活用でき、アクセス管理・ID管理に付随する業務コストの削減およびコンプライアンスの推進を図ることもできる。

 さらに、顧客ごとの初期構築・開発が不要なため、ID管理システムの導入プロジェクトを短期間で本稼動させることが可能。これにより、早期に投資効果を出すことができる。

 価格は、初期費用が60万円から。月額利用料は基本料金が12万円から、従量課金が1プロビジョニング100円から。ハードウェアおよびソフトウェア、運用管理レポート相当分を月額基本使用料とし、以降はプロビジョニングしたID数に応じて従量課金するリーズナブルな料金体系となっている。このほか、導入時の要件定義・運用設計、ID管理の作業代行、運用アウトソーシングなどをオプションサービスとして用意する。同社では、年間で2億円の売り上げを目標にしている。