インフォコムグループのインフォベック(小林晃社長)は2月23日、同社の主催するGRANDITコンソーシアムの1社であるNECネクサソリューションズ(渕上岩雄社長)が、完全Web対応ERPパッケージ「GRANDIT(グランディット)」のASP・SaaSサービスを提供開始すると発表した。国産ERPでは初のASP・SaaSでの提供となる。

 「GRANDITR」は、コンソーシアム方式によって業界を代表するSI企業のノウハウを集大成したWEB-ERP。経理、債権、債務、販売、調達・在庫、製造、人事、給与、資産管理、経費の計10モジュールで構成される。BI、EDI、ワークフローなどを標準搭載し、多通貨機能、マルチカンパニー、柔軟な組織変更への対応など、中堅企業向けながら、大企業にも必要とされる機能を豊富に備えている。

 「GRANDITコンソーシアム」では、「GRANDITR」のERPパッケージソフトウェアとしてのデファクトスタンダード化に向けた取り組みを進めており、これまでコンソーシアム参加各社による様々なテンプレートやアドオンモジュールなどの開発・販売を通じた製品ラインアップの拡充や販売体制の拡充を図ってきた。

 今回提供開始する「GRANDIT」のASP・SaaSサービスは、GRANDITコンソーシアムに参加するNECネクサソリューションズが開発したもので、ASP・SaaS方式でのサービス提供を実現したことで、これまで導入の促進を妨げていた初期導入コストやセキュリティ・ファシリティ管理といった問題を根本から解決する。さらに、遠隔地に立地する拠点への導入の容易性、IT投資における初期投資費用の軽減やアウトソーシング化によるシステム運用負担の軽減などが可能となる。