セキュリティ関連の製品開発・販売を手がけるワンビ(加藤貴社長)は、主力製品であるデータ抹消ソフトを金融機関、医療機関向けに拡販する。金融系はセキュリティに対する意識が高く、ITシステムの導入に先進的に取り組んでいることから、「社外での仕事が多い監査法人、証券、保険などの持ち出しPCに当社製品の導入を促すため、金融関係や医療関係が得意なパートナーを拡充していく」(加藤社長)計画だ。

 同社の遠隔操作データ抹消ソフト「トラストデリート2.0」は、PCの盗難、紛失後にデータを完全消去して、個人情報や機密情報の漏えいを防ぐ製品。ネット経由の指示により、PC内のデータを消去し、ファイル名や消去日時などは「消去確認証明書」としてネットから取得できる。また、一定時間ネットに接続しなかったときでも、データを見えなくしたり、自動的に消去する機能などを備える。(鍋島蓉子)