ネットワーク関連機器メーカーのフォーステン・ネットワークス(安田芳治社長)は、IT関連機器メーカーとのアライアンスを進める。サーバーやストレージなどを含めてユーザー企業に提供するモデルの構築に力を注ぐ。新規顧客の開拓に向け、SIerの販社を増やすことも視野に入れている。

 直近でアライアンスを組もうとしているメーカーはデル。ワールドワイドでは、米デル経由でフォーステン製スイッチをユーザー企業に提供する販売体制を確立した。権田裕一・営業本部長は、「日本でも、ワールドワイドと同程度のモデルを構築するために話を進めている」としている。ただ、デルは買収したイコール・ロジック製品を中心に日本市場でSMB開拓に力を注いでいる。そのため、デル日本法人とは大規模プロジェクトを獲得するための協業にとどめる模様だ。

 同社は、10GbE(ギガビットイーサネット0スイッチを武器に、これまでブロードバンドサービス事業者などSP(サービスプロバイダ)やデータセンターなど大規模なネットワーク・インフラを求める市場で力を注いできた。ただ、最近では10GbEを求めるユーザー層が広がりつつあり、「ターゲットユーザーを増やすためには、サーバーやストレージとの互換性をアピールすることが重要と判断した」という。ストレージ分野では、すでにアイシロン・システムズなどと協業している。

 同社は、サーバーやストレージなどのメーカーと協業強化を図ることに加え、「販売パートナーを増やしたい」意向を示している。(佐相彰彦)