OKIデータ(杉本晴重・社長CEO)は、OEM(相手先ブランド製造)製品を除く国内カラープリンタ市場で、同社機のシェアを今年度(2010年3月期)内に現在の約7%強から10%に押し上げることを目指す。杉本社長CEOが本紙取材で明らかにした。今年度からは、沖電気工業本体や5大コンピュータメーカー、大手SIerと連携強化する専門部隊を新設。これらベンダーを経由した販売を拡大し、大企業や官公庁へ大量導入を促す。

 同社の国内プリンタ販売は、これまで大手ディストリビュータやその2次店が主で、導入対象が中堅・中小企業に偏っていた。国内プリンタ市場が成熟するなかでは、「これまでアクセスしていない市場を狙う必要がある」(杉本社長CEO)として、大規模領域を開拓すべきと判断した。

 4月1日付で、大企業向けに通信機器などの販売を得意とする親会社の沖電気の営業部隊と連携する組織のほか、コンピュータメーカーとNTTデータや伊藤忠テクノソリューションズなど大手SIerと販促やマーケティングを展開する部隊やソリューション展開する組織を新設した。(谷畑良胤)