基盤開発に着手

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS、小林元夫社長)は、クラウドシステムインテグレーション(クラウドSI)の基盤づくりに着手する。クラウドサービスに対応したSOA(サービス指向アーキテクチャ)や運用管理、課金、セキュリティなどの今年度(2010年3月期)下期から本格化させる。

 アウトソーシング事業は順調に伸びているものの、クラウドをベースとしたSIビジネスの基盤設計や体系化はまだ緒についたばかり。どのベンダーのどのツールを活用するのか、OSSの採用度合いや自前で開発する領域はどこにすべきなのか、などの「詳細を詰めている段階」(KCCSの松木憲一取締役)と話す。

 今期は、受注環境が厳しいながらも、アウトソーシング事業は前年度比10%程度伸びる見込みで、クラウドSIもこうしたサービス化の流れに乗ることで、売り上げを伸ばす方針だ。(安藤章司)