ATENジャパン(劉維賢代表取締役)は、ALTUSUN Over IP KVMシステムをネットワーク経由で一元管理できるソフト「CC2000」を9月25日に発売する。

 「CC2000」は、分散した複数のKVMスイッチやシリアル管理デバイス、電源管理デバイスをネットワーク上で統合するソフト。ログインと操作画面の一元化で、統合した画面から全サーバーへのアクセス管理や電源管理ができる。単一のIPアドレスで全デバイスにアクセスするため、デバイスのユーザー権限、タスク、ログなどを統合管理できる。

 KVMスイッチの異常をアラートで知らせるリモートコントロール機能を備える。また、マスターとスレーブのサーバー構成でサービスを冗長化。マスターサーバーに障害が発生してもスレーブサーバーが自動的に代理マスターとして機能する。災害や事故があっても遠隔地から業務を継続できる

 そのほか、ログのエクスポート、ファームウェアのアップデート、設定のバックアップなどタスクの実行を自動化する「タスクスケジューリング」機能や特定ログのメール通知、ログのエクスポート、ログやセッション履歴の検索などができる機能も提供する。IT部門の業務効率化や保守業務のバックアップができるとしている。

 辻智之専務はユーザーから多かった意見を紹介。「昨年後半の経済危機や年初のパンデミックリスクの高まりで、ハイエンド向きのデジタルKVM製品への移行・導入を検討している」という。「CC2000」でセキュアで効率的な管理ができることをアピールした。

 価格は「CC2000-XL」が40万円(1マスター、64ノードライセンス)、「CC2000-LS」が120万円(1マスター、1、1スレーブ、256ライセンス)などとなっている。栗田正人・営業本部企画部次長は「他社は128以上のライセンスから用意しているが、(ATENはサービスの)すそ野を広げるためユーザーが使いやすい環境を作った」としている。