EMCジャパン(諸星俊男社長)は10月20日、重複データを除外することでバックアップデータを最大500分の1まで圧縮するバックアップ・ツール「Avamar Data Store」のマルチ・ノード版に、使用量に応じて月額料金を支払う従量課金制度を取り入れた「Avamar(アバマー)従量課金パッケージ」を発売したと発表した。安価なパッケージで、バックアップユーザーの裾野を広げる狙い。

 同パッケージは、5ノード構成のマルチ・ノードで、1つがCPU向け、1つがスタンバイ向け、残りの3つがデータ保存向けに活用することが可能。5ノード構成だが、ユーザー企業がCPU用とスタンバイ用、1つ分のデータ保存用と合わせて3ノードに対して基本料を支払い、残り2つのデータ保存用ノードに対しては使用量に応じて課金する仕組み。

 「Avamar Data Store」を購入する場合、価格がシングル・ノードで約600万円、マルチ・ノードで約2000万円に設定しているが、同パッケージの価格は月額20万円(48か月契約)から。初期投資額を安価に抑えていることが最大の特徴になっている。

 EMCの重複除外バックアップ・ソリューション「Avamar Data Store」は、コスト面でシングル・ノード構成が比較的安価に導入可能だが、信頼性や拡張性の観点でマルチ・ノード構成を求めるユーザー企業が多かった。ただ、導入時の価格が高くことが壁になっていた。そこで、従量課金制を追加することにした。