弥生(岡本浩一郎社長)は、業務パッケージソフト「弥生シリーズ」の最新バージョン「弥生 10 シリーズ」を12月4日に発売する。

 新版では、マイクロソフトの新OS「Windows 7」に対応し、「Windows7」と互換性を持つ製品に付与する「Compatible with Windows 7」ロゴを取得した。中小企業や個人事業主、起業家視点での機能強化や無料導入サポート、保守サポートの充実で「かんたん、やさしい、あんしん」を特徴にした。

 サポートでは、新規ユーザーに対する「無料導入サポート」と、有償の「あんしん保守サポート」を強化した。

 「あんしん保守サポート」では、弥生製品だけでなく、関連する他社製ソフトなどまでサポート範囲を拡大させた。ハードディスク内の業務データを論理、物理的に復旧する業界初の「ハードディスクデータ復旧保険」を追加した。20万円を上限として弥生が負担する。

 また、サポートサービスの上位版「トータルプラン」も新たに用意。専用サービスとして、弥生製品の運用に関連する他社ソフトの操作質問に電話で回答する「周辺ソフトウェアサポート」、PCにトラブルが発生した際に、問題の切り分け、解決方法について電話でサポートする「PCトラブルサポート」を提供する。

 「無料導入サポート」では、新規ユーザーのサポート期間を延長した。例えば「会計スタンダード」および「販売スタンダード」の場合、従来最大2か月のサポート期間だったが4か月に延長。希望するユーザーに対しては入門セミナーも提供する。

 また、同社の札幌、大阪に設置する「カスタマーセンター」で、操作サポートや電話サポートでは対応できない場合に対し、新しくインターネット経由で画面を共有しながら操作する「画面共有サポート」も提供する。

 新版投入に合わせ、「スタンドアロン版」と「ネットワーク版」の一部製品で価格改定も実施した。初めて業務ソフトを導入するユーザーの敷居を下げるとともに、すでに「スタンドアロン版」を導入しているユーザーに対し、「ネットワーク版」導入を促す狙い。

 岡本浩一郎社長は「ネットワーク対応ソフトは非常に高価。この状況を変えて、多くの人数で是非使ってもらいたい」と意気込みを示している。

 改定後の定価は、「やよいの青色申告 10」が1万500円(前版から25.9%オフ)。「やよいの給与計算 10」が定価2万1000円(同20%オフ)。「弥生販売 10 プロフェッショナル2ユーザー」が11万250円(同112.5%オフ)、ネットワーク版の「弥生会計 10 プロフェッショナル2ユーザー」が11万250円(前版のキャンペーン価格から41.7%オフ)。「弥生会計 10 ネットワーク」「弥生販売 10 ネットワーク」が25万2000円(3ライセンスforSQL)。

岡本浩一郎社長