富士ゼロックス(山本忠人社長)は、12月中旬から筐体サイズが業界最小(2009年11月現在)の新モデル、A3カラー複合機(MFP)「DocuCenter-IV C2260」を投入する。MFPの販売では、直系販社からの直販による中堅・大企業向けをメインに展開していた同社。新モデルでは、直系販社に加え特約店チャネルで拡販する。

 新モデルは、同社の既存モノクロ機に比べ横幅を約55mmスリム化(機械占有率を約10%削減)、前カラー機比較でも横幅を約81mmスリム化(同約20%削減)した。手差しトレイと両面出力ユニットを薄型化したほか、静音設計の採用で本体内部の冷却ファンの数を減らすなど各サブモジュールをスリム化したことで、A3カラー複合機で業界最小を実現した。

 このほか、連続出力速度がモノクロ・カラーともA4ヨコで20枚/分、給紙容量が2290枚、省エネ性能(TEC値)が業界トップレベル(09年11月現在)の1.56kWhと、上位機種のMFPと遜色のない性能を備えているのが特長だ。

 MFPの販売に関しては、競合するリコーやキヤノンが一部でチャネル販売を展開してきた。しかし、富士ゼロックスのMFP販売は、ほとんどが直系販社からの販売だった。新モデルの投入により、競合2社に対抗し、これまでシングルファンクションプリンタを中心に販売してきた特約店チャネルを利用して拡販する。同社のMFPを本格的にチャネル販売するのは、実質的に初といえる。

DocuCenter-IV C2260