ソフトウェアベンダーのOSK(宇佐美愼治社長)は、1月27日、法人向け動画配信サービス「eValueムービー」に、新たにスマートフォン「iPhone」への動画配信機能を追加した。

 追加したのは、MP4形式の動画ファイルをiPhoneのブラウザ「Safari」で再生できるファイル形式に簡単に変換し、配信する機能。「Safari」は、パソコンの動画再生で一般的な「FlashPlayer」や「Windows Media Player」に対応していないが、これを可能にしたもの。同社は「ムービーデータがあれば、自社サイトでプロモーション動画を簡単に、安全に配信できる」(同社広報)としている。

 「eValueムービー」は、法人が所有する動画を配信するために必要なファイルのアップデート、エンコード、動画表示用コードの自動生成、携帯動画対応を、すべてWeb上で利用できるSaaSサービス。この機能にiPhone対応機能を追加した。

 これまでiPhoneに動画を配信するには、iPhone用のアプリケーションとして提供するか、専用の再生プレイヤーを開発する必要があり、多くのコストがかかっていた。しかし、同社開発の新機能を使えば、法人はiPhone用のアプリケーションや専用の再生プレイヤーを開発しなくても、「Safari」経由でWeb上の動画を簡単に視聴できるようになる。

 サービス利用料金は、10GB/6か月利用で30万円、100GB/1年利用で240万円。同社は「動画共有サイト『YouTube』に掲載する法人もあるが、セキュリティ上の課題で敬遠する例が多い」(同)ことに着目し、これらへの波及を目指す。「eValueムービー」は、一般消費者向けのプロモーションや社内向けナレッジ共有などで使われている。