MIJSコンソーシアム(内野弘幸理事長=ウイングアークテクノロジーズ社長)は、2月19日、ITベンダーなどを集めて「MIJSコンソーシアムセミナー」を開催した。セッションのなかで、プロダクトビジネス推進委員会委員長を務める平野洋一郎氏(インフォテリア社長)は、SaaSやクラウドなどの活動状況などを語った。

 MIJSコンソーシアムは、パッケージ製品を中心に事業展開する国内の有力ソフトウェアベンダーを中心とする任意団体で、会員企業との協業や世界市場へ進出するための調査研究を共同で推進することを目的に、「海外展開推進」「製品技術研究」「ビジネス強化」の三点を柱に活動している。

 「ビジネス強化」を推進するプロダクトビジネス推進委員会は、マーケティングや営業力、経営力強化に必要な施策などを調査・研究する。平野委員長は、「海外市場への進出を掲げているものの、国内のビジネス施策も十分にできていないと痛感している。なかでも、日本のISVの課題として、クラウド・SaaSへの展開と、自社製品の知名度向上がある」と指摘。そのうえで、現時点での強化施策を説明した。

 同委員会が、現在重点を置いて推進しているのは、「SaaS」と「ビジネス戦略強化」。SaaSでは、SaaSサービスをユーザー企業が導入しやすいようにするトライアル施策や、各社のPaaSの仕様やサービスの内容を比較するプラットフォーム研究などを推進している。

 一方、ビジネス戦略強化では、国内の営業・マーケティング強化のために、スクラッチ開発よりもパッケージソフトを活用したほうが利点があることを訴えるセミナーの開催や、マーケティング力強化のための調査研究活動などを報告。今後もこの活動を継続・強化する方針を示した。

平野委員長は、セミナーで「SaaS・クラウド」分野の調査研究を中心に活動状況を語った。