大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は、8月6日、DNP蕨工場(埼玉県蕨市)の一部門の情報セキュリティ体制が、情報セキュリティ格付け会社アイ・エス・レーティングが推進する格付けで最高ランク「AAAis」の評価を受けたと発表した。「AAAis」を取得した企業はDNPを含めて3社4拠点しかなく、印刷業界では初めてという。

 アイ・エス・レーティングは、情報セキュリティ分野の世界初の民間格付会社として2008年5月に設立された企業。事業の一環として、企業・組織の情報セキュリティ対策を審査・評価する「情報セキュリティ格付け」を展開している。

 情報セキュリティ格付けは、企業・組織が機密情報や個人情報が取り扱う際、その安全性を見定めるための指標。管理体制の成熟度や情報漏えい防止策の強度、コンプライアンスへの取り組みなどの視点から審査する。その結果をもとに、「AAAis」を最高ランクとした17段階で格付けする。

 DNPは、ユーザーの業務を請け負う広範囲なBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供。第一生命の株式会社化に伴い、約800万人の保険契約者への株式割当て通知発送や返送の受付、返信内容の審査と結果の入力作業を請け負った実績がある。BPOサービスでは、ユーザー企業の重要書類・データを取り扱うために高度なセキュリティ対策が必須で、DNPは以前からセキュリティ対策に力を入れていた。