アンテナハウス(小林徳滋社長)は、組版ソフトの新版「Antenna House Formatter V5.2」を8月9日に発売した。

 「Antenna House Formatter」は、XMLで記述されたマニュアル、契約書、報告書・書籍などをXSL-FOまたはCSSを使ってレイアウト指定し、PDFの作成や印刷が行えるソフト。XSL-FOは、W3CがXMLに対するレイアウト指定の標準として勧告している世界標準。同製品は、国内・国外で最も優れたXSL-FO準拠製品との評価を確立しており、現在、自動車、携帯電話、航空機、OA機器メーカーのマニュアル制作システムなど数千社のユーザーに利用されている。

 今回の新版では、国内・国外のユーザーから要望の多かった機能として、レイアウト指定機能を強化。ページ内での行の上下方向の均等割り付けや改段時の表ヘッダ・フッタの繰り返し有無の制御などが可能となった。また、PDF出力において、フォント全体の埋め込み機能、CMYK画像への自動変換機能、PDFをAES暗号化する機能などの強化を行っている。さらに、入力するSVGデータに使われているアラビア文字、タイ文字などのスクリプト処理に対応し、BIDI処理を可能とした。

 このほか、フォント構築ファイルで、指定のフォントについて適用するUnicodeの範囲を指定したり、特定のフォントについてフォントサイズの調整やベースラインの調整ができるようになった。

 価格は、サーバー上で共同利用するためのライセンスが21万円-73万5000円、開発者向けのライセンス(実運用には使えない)が12万6000円か-44万1000円、デスクトップライセンス(デスクトップPC上でのみ利用)が4万2000円-14万7000円。