富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL、花岡和彦社長)のメール誤送信を防止するクライアント製品「SHieldMailChecker(シールドメールチェッカー)」の引き合いが好調だ。今年4月と8月にマイクロソフトの最新メール環境に対応し、関心が高まっている。

有岡雄司
プロジェクト課長
 SHieldMailCheckerは富士通グループの標準ツールとして採用され、100社以上で約10万人のユーザーが利用している。クライアントPCにインストールするだけで利用できるのが特徴。送信前に送信確認画面が立ち上がり、設定したルールに則った違反警告や、cc・bccを含めた組織内、組織外の送信宛先の確認メッセージが表示される。確認画面にはドメイン別に組織名を登録可能。添付ファイルの失念も知らせてくれる。

 送信者は送信確認画面で宛先、組織名、名前などを、チェックボックスをクリックしながら再度確認することで、誤送信を水際で防ぐ。この確認画面には、富士通研究所が開発した「自動学習ホワイトリスト」機能を採用。頻繁に送る宛先はチェック済にすることで、過剰警告を抑制する仕組みも備わっている。

 第二産業流通ビジネス本部第三プロジェクト部の有岡雄司・プロジェクト課長は、「富士通グループの販路を生かして拡販を進めるほか、富士通本体の安全・安心、事業分野のソリューション『Safety Value』の一つとして製品を提供する」という方針を示している。

 9月21日には「SHieldMailChecker」をPCにインストール済みかどうかを確認するサービス「SHieldMailChecker GatewayAnalyzer」の提供を開始した。(鍋島蓉子)