NEC(遠藤信博社長)は、学校向け教育クラウド・サービスの提供を始めた。第一弾としては、インターネットを通じて提供するデジタル教材配信サービス「Nao(なお)Webサービス」を開始。大阪府泉南市教育委員会では、「Nao Webサービス」に緊急メール配信を合わせたサービスを導入・運用開始している。

 「Nao Webサービス」は、デジタル教材配信とブログ作成・運用をセットにしたもの。「わかる授業」「開かれた学校」づくりを低価格で支援する。

 デジタル教材配信サービスでは、プロジェクターや地上デジタル放送対応テレビなど、大型表示装置に対応したNHKの高画質動画コンテンツを500本、教材として提供する。この教材には、教職員がコメントや評価の書き込みができる。ブログサービスでは、ワープロ感覚で学校行事や毎日の給食などを簡単にウェブ上に公開でき、携帯電話からの投稿にも対応する。

 従来は、書籍型の教材やデジタルコンテンツをパソコンにインストールするか、サーバーに格納して利用していた。NECによれば、こうした利用方法に比べて「導入費用を70%削減でき、質の高い教育を支援することができる」という。NECネクサソリューションズやパートナー経由で販売する。(谷畑良胤)