ニコンは、3月14日、東日本大震災の自社の被害状況を発表するとともに、被災地域や地震・津波などで被災した人々への緊急援助として、日本赤十字社を通じて1億円の支援を行うと発表した。

 物的被害は、ニコングループの仙台ニコン(宮城県名取市)、宮城ニコンプレシジョン(宮城県刈田郡蔵王町)、栃木ニコン(栃木県大田原市)、栃木ニコンプレシジョン(栃木県大田原市)をはじめとする子会社・製作所で、設備と建物の一部損壊などの被害が発生し、操業を停止している。詳細を調査するとともに、一部の要員が出社し、復旧作業にあたっている。また、従業員に負傷者が出ている。

 東日本大震災や、3月14日から実施されている計画停電による同社グループや業績などへの影響については、現在把握に努めており、判明次第告知する。

 ニコンイメージングジャパンが運営するニコン直営オンラインショップ「ニコンダイレクト」では、トップページに、3月15日18時現在、注文は受け付けているが、地震・停電の影響を調査中のため、商品配送の確約と納期の確定ができない旨を記載している。

 カメラなどニコン製品の修理サービス・サポートに関しても、地震による影響が出ており、修理品の引き取り、完成品の配送に遅れが発生し、約束した日時に間に合わない場合があるという。また、ニコンカスタマーサポートセンターや各サービス機関への電話が大変つながりにくい状況となっているため、しばらくたってからかけてほしいと呼びかけている。(嵯峨野 芙美)