シー・エス・イー(CSE、関好行社長)は、パートナー向けイベント「2011年CSEパートナーセミナー」を2月18日に開催した。同社はマトリクス認証製品「SECUREMATRIX」の販売に関する新戦略「PARTS(Parts As Reqired Technology of SECUREMATRIX)戦略」を発表した。

 CSEの新たな販売戦略である「PARTS」は、「API」「サービス」「北米」をキーワードとして展開していく。製品・サービス連携で必須となる「API」を充実して、クラウドや仮想化に対応したサービスを提供する。「SECUREMATRIX」は北米でも展開しており、カリフォルニア工科大学の学内システム「Blackboard」「Peoplesoft」との連携や、iPhoneアプリケーションのマトリクス認証組み込みなど、いくつかの先進事例が出始めている。こうした実績や情報を日本市場に逆輸入する。これにより、新たな認証の利用シーンの提案と、シェアの拡大を狙う。

 「PARTS」では、パートナーが注力する販売製品やサービスに「SECUREMATRIX」を積極的に連携することで、販売しやすい体制を構築する。また、低価格アプライアンスの提供やパートナーへの販売・技術支援を強化。他メーカーとのアライアンスを推進するという。

 イベントでは、製品ロードマップについても言及した。2011年はクラウド対応や無停止復旧ができるクラスタ、BtoBtoB/Cに対応可能なグループポリシー設定機能を実装する。具体的には、4月にリリースする予定の「SECUREMATRIX Version3.4.0K」で、Salesforce.comとの連携機能を実装。また、11月に出荷する予定の「SECUREMATRIX Version3.5.0」で、無停止復旧ができるクラスタやグループ別ポリシー対応機能を追加する。

 さらに、携帯端末への対応を進め、法人利用で普及する端末などを見極めて対応していくとしている。(鍋島蓉子)