ラネクシー(二瓶孝二社長)は、このほどイメージバックアップリカバリソフト「ShadowProtect」を提供する米StorageCraft社の日本法人、ストレージクラフト ジャパンと総代理店契約を締結した。両社は、6月7~10日に幕張メッセで開催されたICT(情報通信技術)専門展「Interop」で、合同の記者会見を開き、販売展開の方針を明らかにした。

ラネクシー
ソフトウェア事業本部
竹田昌生本部長
ストレージクラフト
ジャパン
岡出明紀営業部長
 米StorageCraftは、東日本大震災の影響で事業継続計画(BCP)やディザスタリカバリ(DR)の需要が急拡大している状況にあるなかで、「ラネクシーとの提携によって、日本市場で非常に強いパートナーを獲得することができた」(StorageCraftのスコット・バーンズCTO)と意気込みを示している。

 ラネクシーのソフトウェア事業本部・竹田昌生本部長は、「コンシューマ向けバージョンも用意する『ShadowProtect』を当社のポートフォリオに融合させることによって、DR機能をもったバックアップ製品を、コンシューマから中堅・中小企業(SMB)までと、幅広いターゲット市場に提供することができる」と、こちらも自信満々だ。竹田本部長は、「ShadowProtect」の初年度の売上目標を2億円としており、2013年度をめどに、8億円の売り上げを目指していくとしている。

 米StorageCraftは、2004年の設立で、バックアップやディザスタリカバリ、システムマイグレーションなどのソリューションを開発・提供している。今年4月に設立したストレージクラフト ジャパンは、同社にとって世界初の現地法人で、日本でのセールスサポートやマーケティングを担当する。

 ストレージクラフト ジャパンの岡出明紀営業部長は、「今後、仮想環境に特化したバックアップ製品を投入し、仮想化市場への本格参入を目指す」として、日本での事業展開に本腰を入れていく構えだ。(ゼンフ ミシャ)