韓国企業の海外進出を支援する大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は、韓国の有望なITベンチャーが集うイベント「韓国IT Expo 2013(Smart Korea Forum in Japan 2013)」を6月4日に開催した。展示会場で40社が自社製品を披露したほか、韓国のICT事情を紹介するセミナーを行った。

「韓国IT Expo 2013」の展示会場には韓国ITベンダー40社が出展した

韓国のICT政策について講演する趙章恩氏
 イベントでは、アンラボがセキュリティ関連、パイオリンクがネットワークスイッチ、アールサポートがリモートアクセス関連の製品・サービスを展示したほか、モバイル営業支援システムやモバイル文書ビューア、スマートフォンアプリなどモバイル関連、教育用プロジェクタや電子黒板ツールなど教育関連の出展もあった。どの企業も、今、韓国で話題になっていて、日本でもニーズが高まる可能性のある製品・サービスをアピールしていた。

 セミナーでは、KDDI総研の特別研究員である趙章恩氏が「韓国新政府のICT政策と韓国企業のスマート戦略」と題して講演。韓国では、幅広い年齢層でスマートフォンユーザーが増えており、2013年1月の時点で全国民の7割が所有する状況になっており、韓国の新政府がICTに関する人材養成、スマート・エコ・プラットフォーム、知的財産保護の強化、ベンチャー活性化、IOT(モノのインターネット)、インフラ高度化に力を注いでいることを説明した。趙氏は、「このようなICT施策は、日本企業にも大いに参考になるのではないか」と訴えた。(佐相彰彦)