インテック(滝澤光樹社長)は、業務システムのログ(操作記録)活用を切り口に、同社の主力製品の一つである統合ログ管理製品「快速サーチャーLogRevi(ログレビ)」の拡販につなげる。企業コンプライアンス(法令遵守)や事業継続計画(BCP)に業務システムのログが有効であることから、「ログを保存するだけでなく、積極的に活用する提案を強化する」(インテックの吉岡哲・ビジネスプロダクトソリューション部営業推進課長)ことで、大手ユーザーを中心に向こう2~3年で150社ほどの新規受注を目指す。

吉岡哲 課長
 「快速サーチャーLogRevi」は、これまで累計およそ350社に採用されたログ管理ソフトの定番パッケージソフトだ。インテックは、SIerやISV(ソフト開発ベンダー)などと協業しながら販売してきた。例えばIT資産管理からPC操作ログ管理機能などを装備するエムオーテックスの「LanScope」のオプション機能としたり、IBM製サーバー「IBM PureSystems」の仮想アプライアンス製品化したりするなどの取り組みを行っている。「快速サーチャーLogRevi」を導入するユーザー企業は、主にコンプライアンスを目的とするケースが多く、「ややもすれば導入するだけして、その後の活用が十分でない」傾向もみられた。

 インテックで想定しているログ活用とは、具体的には金融機関など高度なコンプライアンスが求められる業種で、「LogRevi」を通じて上長がスタッフの操作記録をチェックするとか、個人情報を扱う業種で万が一情報漏えいを起こしたとき「LogRevi」で迅速に漏えい源を特定する訓練を定期的に行うなどの使い方である。

 画面イメージで示したように、「LogRevi」は業務システムごとのログを時間軸で一覧表示できる。業務システムごとに個別に出力されるログを取りまとめて一覧表示するログ統合機能が「LogRevi」の最大の特徴だ。ユーザーは入退室履歴ログや認証ログ、パソコン操作ログ、ウェブ参照ログ、印刷ログなど複数のシステムが出力するログを一覧表示し、問題箇所の有無を日常業務の一環として活用する。こうすることで本来の目的であるコンプライアンスの向上であったり、万が一の情報漏洩のときへの迅速な対応などのBCPに役立てることができる。

 「日常業務で活用が進めば、Log Reviの拡販にもつながる」とログ活用を推進することで受注増につなげる。(安藤章司)

「快速サーチャーLogRevi」の画面イメージ