MMD Singapore 日本事務所(MMD)は、Philips製液晶ディスプレイの新製品として、4K2Kに対応する「288P6LJEB/11」を5月中旬をめどに発売する。28インチの大画面で4K映像を鮮明に表示することを訴求して拡販を図る。

 3840×2160ドットの超高解像度に加えて、1ms以下の低レイテンシーを実現するオーバードライブ技術「SmartResponse」で自動的に応答速度を調整し、振動やタイムラグ、ゴースト障害のない映像を映し出す。リフレッシュレート60Hzによって、ストレスのない映像を配信することができる。

 また、ディスプレイを90度回転させて縦向きの使用が可能。これによって、スクロールの多い作業の効率化を図ることができる。

 このほか、モバイル端末向け高速映像伝送用インターフェースのMHL(モバイル・ハイデフニション・リンク)に対応し、スマートフォンやタブレット端末などを接続して大画面でアプリなどを閲覧できる。また、Philips製の液晶ディスプレイでは標準の5年間のフルサポートがついている。

 実勢価格7万9800円と、Philips製液晶ディスプレイのなかでは高めの設定。MMDは、フラッグシップモデルと位置づけている。まずは、CADやクリエイティブ関連など画像や映像を中心にビジネスを手がけている企業に対して販売する。MMDにとっては、新規顧客層を開拓することができる分野だが、他社は攻めきれていない状況にある。ここで一気にユーザー企業を増やして製品の知名度を高め、その後は一般オフィスで買い替えを促していく。最近では、タブレット端末を使って画像入りのプレゼン資料を作成するケースが多くなっていることから、大画面で画像を鮮明に映し出すことができ、しかも縦向きでの使用による業務効率化を提案して導入につなげる。(佐相彰彦)

「288P6LJEB/11」は回転90度で業務効率化を可能にする