米ニンブルストレージ(スレッシュ・ヴァスデバンCEO)は、9月2日、国内総代理店の東芝(田中久雄社長)とともに、日本でのビジネス戦略を発表した。

 米ニンブルストレージは、フラッシュメモリ(SSD)とハードディスク(HDD)を組み合わせたハイブリッドストレージ「Nimble Storage」を展開する新興のストレージベンダー。国内では東芝の社内カンパニー、東芝クラウド&ソリューション社が国内総代理店を務めている。

 「Nimble Storage」の特徴は、SSDベースでストレージを設計していること。ヴァスデバンCEOは、「大手ストレージベンダーは、HDDがベースになっているので、当社にチャンスがある」と説明した。また、読み取りが早いSDDと書き込みが早いHDDを組み合わせたハイブリッドストレージにすることによって、フルSSDのストレージよりも高速処理を実現。「SSDの登場によって、多くのベンチャー企業がフルSSDのストレージに取り組んだが、当社のようには成長していない」と、ヴァスデバンCEOはハイブリッドストレージの優位性を語った。

米ニンブルストレージのスレッシュ・ヴァスデバンCEO

 2010年に製品の提供を開始してから、ここにきて急成長。ユーザー数はこの1年で2000社ほど増加し、累計で4000社に迫っているという。日本では約30社が導入している。東芝クラウド&ソリューション社の市橋徹・営業統括責任者は「実質、今年度からのスタート。1年以内には、100社の実績をつくりたい」と目標を語った。

 「Nimble Storage」は、クラウドベースの運用管理と保守も特徴だ。「『Nimble Storage』のトラブルの9割は、実際のトラブルが発生する前に当社のサービスが異常を検知して対処している」とヴァスデバンCEOは自信を口にする。サポートサービスは、東芝クラウド&ソリューション社も提供。さらに、日本独自のサービスとして、東芝ITサービスが全国101拠点で直接のサポートを提供する。国内での「Nimble Storage」の販売は、総代理店を東芝が務め、ディストリビュータにはアセンテック、シーティーシー・エスピー、ネットワンパートナーズ、ソフトバンク コマース&サービスの4社、全国ネットワークのリセラー網が20数社という体制だ。