日本産業・医療ガス協会(JIMGA、間邦司会長)は、産業ガスと医療ガスの受発注などの取引を電子化し、商取引情報の交換を効率的に行うことを目的として、業界標準の電子データ交換(EDI)サービス「JIMGA-EDI」の提供を開始する。

 「JIMGA-EDI」は、JIMGA会員企業5社の協力を得て行った総合テストを経て、サービスの利便性や正確性などを検証したウェブEDI型のサービス。インターネットに接続できるPCがあれば、どの会員企業ですぐに利用できる。EDIを新規導入するケースや、既存EDIから移行するケースなど、いずれの場合もパートナーである日立システムズ(高橋直也社長)がヘルプデスクサービスで24時間・365日サポートする。

 提供に先立って、2月から各地域本部で順次会員企業向けの説明会を実施し、普及を促進する。JIMGAの会員企業は、「JIMGA-EDI」サービスを利用することで、一件あたりのファックス通信費(約10.00円)を、一明細あたり0.35円に削減できるほか、注文書、納品書、請求書などの重要資料の紛失リスクや保管の手間を軽減できる。EDIを導入していた企業でも、商取引を共通化することで、これまで取引先ごとに調整していた取引フォーマットを一つに統一できるなど、移行によるメリットがある。また、ガス業界特有の容器データの授受もできるので、容器管理システムとの連携もできるようになる。

 「JIMGA-EDI」は、日立システムズが自社のEDIサービス「REDISuite(レディスイート)」を活用し、サービスの構築・運用を担当。日立システムズは、長年にわたって各業界向けのEDIサービスを提供しており、初めてEDIを導入する企業から高度なサポートを必要とする企業まで、会員企業のニーズに応じて幅広くサポートしていく。

 JIMGA会員向けの税別価格は、初期費用が1万5000円/社、月額費用が基本利用料7500円、1伝票送信・受信あたり0.35円。