セイコーエプソン(碓井稔社長)は、1月15日、A4対応フラットベッドスキャナの新製品として、従来比約28%の小型化と約32%の軽量化を実現し、USBバスパワー駆動で手軽に使える「GT-S650」を、1月29日に発売すると発表した。

 「GT-S650」は、CIS方式のセンサーを搭載することで、本体の小型・軽量化と省電力化を実現。従来と比較して容積は約28%削減、質量は約32%軽量化することで、本体サイズW249×D364×H39mm、重さ約1.5kgの薄型コンパクトサイズとなり、ホワイトカラーを採用したスタイリッシュな本体デザインに仕上げた。また、消費電力は動作時2.5W(従来比79%削減)、レディー時は1.1W(従来比80%削減)と大幅に削減した。

 USBバスパワー駆動によりACアダプタが不要で、パソコンとUSBケーブルで接続するだけで手軽にスキャンを行える。また、本体に装備したスキャナスタンドを使用することで、デスクサイドなどの狭い場所でも立てた状態でスキャンをすることができる。

 スキャナの基本性能である画質・速度も十分な性能を備えており、光学解像度4800dpiの精細な読み取りが可能で、文書をはじめパンフレットや写真などを美しくスキャンすることができる。カラーの読み取り速度は約10秒/枚(A4、300dpi読み取り時)と従来から約29%高速化し、ストレスのないスキャンを実現。さらに、原稿台カバーを外せるため、冊子や本の表紙など厚みのある原稿の読み取りにも対応し、幅広く活用できる。

 なお、14年11月からスキャナ商品の受付が開始されたエコマーク認定を、エプソンのスキャナとしては初めて取得している。

 このほか、ワンプッシュでスキャン、コピー、転送、PDF作成を行うことができる4つの「スキャナビボタン」を本体に搭載し、面倒な複数ページのPDF作成もボタン操作だけで可能となっている。「スキャナビボタン」は、添付ソフト「Epson Event Manager」でカスタマイズできるため、よく使うフローを登録してより簡単に利用できる。

 価格はオープンで、予想市場価格は1万円前後。同社では、「GT-S650」を含めたA4フラットベッドスキャナについて、今後1年間で約6万5000台の販売を予定している。