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SCS上海 日系企業向けビジネスを強化 AMOサービスに力点
2015/05/21 18:59
週刊BCN 2015年05月18日vol.1579掲載
総経理
2015年は、引き続き現地の日系企業向けビジネスを強化する。そのなかでの戦略商材と位置づけているのが、AMO(Application Management Outsourcing)サービスだ。飯田総経理は、「多くの企業では、IT関連コストの半分近くを保守・運用コストに割いており、そのスリム化が課題となっている」と説明。中国の日系企業では、法制度の変更や、駐在員の入れ替えなどによって、導入したシステムがうまく運用されていないケースも多い。
SCS上海のAMOサービスは、日本語・中国語・英語の三つの言語に対応。客先常駐型ではなく、リモート環境でのシェアード型サービスとして提供するので、ユーザーは低コストで利用できる。SCS上海は、AMOサービスで10社程度の顧客を抱えており、「最近では、ASEAN地域も含めたユーザーのアジア地域の保守・運用を、中国に集約する事例も出てきている」という。2015年は、すでに5件程度の受注を見込んでいる。
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