セキュリティ関連メーカーのアルプスシステムインテグレーション(ALSI、麻地徳男社長)は、スマートフォンやタブレット端末などスマートデバイス向けの統合セキュリティサービス「InterSafe MobileSecurity」の販売を6月1日に開始した。「企業がスマートデバイスを安全に利用するための統合セキュリティサービスとして広めていく」(麻地社長)方針で、初年度に3万ライセンスの販売を見込んでいる。

麻地徳男社長
 InterSafe MobileSecurityは、VPNで通信を一括管理するので、業界で唯一、専用ブラウザ不要でウェブフィルタリングができる。iPhoneやiPadなどで利用が可能なブラウザ「Safari」をそのまま利用できるので、専用ブラウザで課題だった操作性が低下することはない。また、デバイスの利用者は普段通りの業務環境を維持することができるだけでなく、システム担当者の運用・管理の負担を軽減する。すべてのブラウザがフィルタリングの対象で、管理者が許可した信頼性の高いサイトのみアクセスすることができる。

 このほか、147カテゴリのウェブフィルタリング機能によるウェブアクセス、柔軟なアプリケーション利用制御、拠点間VPNを利用することによる社外から社内システムへの安全なアクセスなども強みだ。

 同社は、これまでスマートデバイス向けセキュリティサービスとして「ビジネススマートセキュリティ」を提供していた。しかし、このサービスは他社が開発した製品であるため、機能のアップグレードや追加などでユーザーニーズに応えることができないという課題があった。そこで、自社開発に踏み切って製品化を実現したという経緯がある。

 利用料金は、基本セキュリティサービスで月額500円/年額6000円。オプションで、マネージメントオプションが月額400円/年額4800円、拠点間VPNオプションが月額600円/年額7200円、HTTPSデコードオプションが月額100円/年額1200円、ログプラスオプションが月額1万円/年額12万円(1契約あたり)などに設定している。(佐相彰彦)