セイコーエプソン(碓井稔社長)は、7月24日、会計Weplat(ウェプラット)の新サービスとして、クラウドスキャンサービスのテスト評価版を10月から提供し、16年春に本格的にサービスの提供を開始すると発表した。

クラウドスキャンサービス概要

 会計Weplatは、会計事務所と顧問先企業を支援するための「クラウドデータ共有サービス」、「クラウドバックアップ」、「VPNモバイルサービス」、「プログラム自動ダウンロード」のサービスを提供するクラウドプラットフォーム。会計事務所と顧問先企業が同サービスを利用することで、会計業務の効率化と時間の創出を図ることができる。

 クラウドスキャンサービスでは、スキャンデータを会計Weplatにアップロードするだけで、会計事務所はタイムリーに伝票のデータを入手することができる。具体的には、まず、複数枚の伝票を縦・横の向きを気にせずまとめてスキャン。定額従量料金でのプリントサービス「エプソンのスマートチャージ」をはじめ、ビジネスインクジェットプリンタ複合機では、「スキャンtoクラウド機能」を利用してパネル操作をするだけで、ダイレクトに会計Weplatにデータをアップロードできる。また、会計事務所員の巡回監査時であれば、エプソンのWi-Fi対応モバイルスキャナでスキャンしたデータを、タブレット端末やスマートフォン経由(10月時点ではiPhone/iPadのみ)でアップロードすることもできる。

 複数枚の伝票をまとめてスキャンした後は、会計Weplatで伝票を自動認識して1枚ずつ切り出して処理。スキャンデータは、PDF化して顧問先企業ごとに保管できる。会計事務所では、会計Weplatで切り出した伝票のPDFファイルを、R4シリーズ「事務所管理顧問 R4」(16年1月対応予定)や富士ゼロックスの「DocuWorks8」で顧問先企業ごとのダウンロードが可能。ダウンロード後は、マルチモニタの一方の画面でPDF化された伝票のイメージを見ながら、もう一方の仕訳入力画面で入力することで、効率よく入力作業が行える。

 会計事務所で「エプソンのスマートチャージ」やビジネスインクジェットプリンタ複合機を利用している場合は、会計Weplatでの各種切り出し作業が完了すると同時に、伝票を自動印刷することもできる。

 さらに、会計ソフト事務所管理顧問 R4に、新たに「電子ファイリング」機能を追加することで、会計事務所の業務効率化を実現する。また、Eiボードの利用管理者を設定すれば、情報漏えい対策にもなり、安心して使用することができる。