さくらインターネット(田中邦裕社長)と日本ラッド(大塚隆一会長)は、9月7日、データセンター事業で業務提携し、日本ラッドが提供するサービスをすべてさくらインターネットのデータセンターに移設・統合すると発表した。

 日本ラッドは、広範化・複雑化するクラウドニーズに対応するために、以前からデータセンター事業の再編を進めてきた。今回、その取り組みの一環として、自社運営のデータセンターをさくらインターネットのデータセンターに統合し、業務効率の向上を図る。また、日本ラッドの強みであるシステム開発と構築、データセンターを活用したアプリケーションの保守事業にリソースを集約することにした。

 さくらインターネットは、96年にレンタルサーバーの提供を開始し、現在では同社のデータセンターで、専用サーバーやクラウドなど幅広いサービスを展開している。ユーザー数は、個人から法人まで35万以上を獲得している。今回、幅広いサービスで培った技術力と多数の利用実績が評価され、日本ラッドのサービスの移設・統合先として選択された。

 日本ラッドは、16年1月末までに、全サービスをさくらインターネットのデータセンターに移設・統合する。さくらインターネットは、日本ラッドにデータセンターサービスを提供する。この提携を通じ日本ラッドは、さくらインターネットのデータセンターで、顧客へのサービスレベルをさらに向上していくとともに、より高度なシステムインテグレーションとコンサルテーションを行っていく。一方、さくらインターネットは、さくらのレンタルサーバーやさくらのクラウドなどのサービスを提供してきた実績と技術力を生かし、さまざまな顧客が満足するインターネットインフラサービスを提供していく。