さくらインターネット(田中邦裕社長)と日本インターネットエクスチェンジ(JPIX、石田慶樹代表取締役)、ブロケードコミュニケーションズシステムズ(ブロケード、青葉雅和社長)は、7月1日、さくらインターネットがJPIXの回線サービス「100GigabitEthernetポート」の利用を開始し、ネットワーク基盤にブロケードのルータ「Brocade MLXeシリーズ」を採用したと発表した。

 さくらインターネットでは、モバイルを中心としたインターネット・トラフィックの著しい増加を受け、それを支えるネットワーク基盤の刷新が必要と判断。JPIXの回線サービス100GigabitEthernetポートの利用により、JPIXとのIX接続の一部を10GigabitEthernet(GbE)から100GbEに移行することを決定した。

 14年9月に移行の検討を開始し、同年12月に新しいネットワーク基盤構築のプロジェクトを発足。市場で提供されている複数の100GbE対応ネットワーク機器を性能や信頼性などさまざまな側面から比較・検討した結果、ブロケードのルータBrocade MLXeシリーズの採用を決定した。ブロケードのMLXeシリーズ・ルータを選定した主な理由としては、「先進のCFP2オプティックに対応し、高密度100GbEワイヤー性能を提供しつつ、増加し続けるフルルート環境にも対応し、投資保護を可能にするルーティング・スケーラビリティを実現」、「ブロケードが提供するトライ&バイ・プログラムによる導入前検証が可能で、本番環境への移行がスムーズ」、「さくらインターネットへの導入実績をもち、長年にわたり業界で高い支持を得ているブロケード製品への信頼感と安心感」といった点を挙げている。

 今回の100GbEへの移行により、さくらインターネットのバックボーンネットワークの総容量は国内最大級の443Gbpsとなった。同社は、今後もバックボーンネットワークのさらなる大容量化を図ることで、コスト競争力の高いITインフラを実現していく。