富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、米倉誠人社長)は、11月4日、全国菓子卸商業組合連合会(関口快流理事長)と全日本菓子協会(川村和夫会長)が協同して構築した、菓子メーカーと菓子卸間のEDIサービス「e-お菓子ねっと」のシステムを刷新し、運用を開始したと発表した。

「e-お菓子ねっと」 サービスイメージ

 今回の刷新では、流通業界向けの豊富なサービス提供によって蓄積したノウハウをベースに、新しい基盤を構築した。新EDIフォーマットを採用することで、表示内容などの情報を拡張した。また、高速なEDI通信手順(ebXML/JX手順)にも対応。この手順を利用することで、従来のデータ通信と比較して、30分の1程度の時間でデータ送信が可能となる。新旧フォーマットの変換機能を備えているため、従来のフォーマットが利用可能なほか、従来の通信方式も利用でき、レガシーシステムを希望する顧客も継続して「e-お菓子ねっと」を利用することができる。

 これらに加え、システム基盤を従来のメインフレームからオープン化することで、運用コストの低減を実現。さらに、同社が運用する首都圏、近畿圏のデータセンターを利用したディザスタリカバリ環境を備えており、システムの安全性・信頼性も向上している。

 同社では、今後も「e-お菓子ねっと」へのシステム提供を通じて、菓子業界のEDI関連業務の効率化に貢献し、小売業への安定したお菓子の供給を支援していく考え。