富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、米倉誠人社長)は、6月29日、木構造専用の構造計算システムの新バージョン「STRDESIGN(ストラデザイン)Version16」を発売すると発表した。延べ床面積500平米まで対応した通常版と、延べ床面積2000平米まで対応した大型対応版を9月中旬から販売する。大型対応版は、12月中旬にトラス構造の屋根への対応を予定している。

 STRDESIGN Version16では、顧客からの要望を基に、入出力機能を強化し、複雑な構造計算もより簡単かつ効率的に行うことが可能となった。さらに大型対応版では、日本工業規格木造校舎の構造設計標準「JIS A 3301」をベースに、同社が加入している中大規模木造プレカット技術協会のトラス屋根構造の設計規準に準拠する。

 これにより、木造でも十分な強度をもつ大空間の構造設計が可能になり、体育館や公民館などの大空間を木造で建築することができるようになる。

トラス屋根構造の建築物内観イメージ

 税別価格は、通常版が40万円、大型対応版が60万円。1年間のサポート料が含まれる。