ハンモック(若山正美社長)は、画面の指示に従って設定を行うだけで、マイナンバー制度に対応した情報管理体制を整えることができるパッケージソフト「AssetView マイナンバーパッケージ」を発売した。マイナンバーを取り扱うPC10台分のクライアントライセンスとサーバー1台分のライセンスが含まれ、価格は65万円から。

営業本部 企画部
営業戦略課
仲三河舞子氏
 同社のIT統合管理ソフトウェア「AssetView」シリーズのうち、マイナンバー管理区域での情報漏えい対策・監査体制構築に有効な5製品(PC操作ログ管理、個人情報検索、ファイル制御・暗号化、ID監査、アクセス権監査)の機能をワンパッケージ化するとともに、マイナンバー対策用テンプレートとレポート機能を新たに開発し搭載した。

 テンプレートの内容は、内閣府外局の特定個人情報保護委員会が定めた特定個人情報(マイナンバー)の取り扱いに関するガイドラインに準拠している。「特定個人情報ファイルと管理区域の定義」「監査対象システムへのアクセス状況把握」など、ガイドラインの内容に対応する設定事項がステップバイステップ形式で用意されており、画面に沿って設定を進めていくことで、マイナンバーを含む可能性のファイルの隔離・削除や、自動的な暗号化など、適切な管理体制を構築できる。

 マイナンバー取り扱いシステムへのアクセスが多い端末や、マイナンバーファイルの保有数が多い端末などをレポート形式で出力できる機能も搭載する。社内での管理責任者への報告や、監査時の提出用としてそのまま利用できる文書を定期的に作成できる。

 営業本部企画部営業戦略課の仲三河舞子氏は、「来年からのマイナンバー制度の本格運用開始が近づいているが、情報漏えい対策などの管理体制を準備できている企業は多くない」と話し、「マイナンバー対策といっても何をすればいいかわからない」という中小企業も、これを導入すればまずは大丈夫といえる製品になるように設計したと説明する。ソフトウェア自体は、従来あるAssetViewシリーズの複数製品を組み合わせたものだが、マイナンバー対策専用の画面を用意し、1画面上の簡単な操作で対策が完了するのが特徴。

 また、導入作業の負荷を下げるため、小型のPCサーバーにソフトウェアをあらかじめ導入したアプライアンス形態での製品提供も、同社では検討している。マイナンバー制度対策ソリューションへの引き合いが現在でも増えていることから、「ネットワークケーブルをつないで電源を入れるだけでセットアップ完了」となる簡便な製品を用意し、販売増を目指す。(日高彰)

対策テンプレート画面では、ガイドライン上での対応箇所も「Cーd」等の形式で表示