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PFU 紙とクラウドをつなぐサービス スキャンデータを自動振り分け
2015/12/17 19:07
週刊BCN 2015年12月14日vol.1608掲載
社長
ScanSnap Cloudは、PCやスマートデバイスを立ち上げる必要がなく、ScanSnap iXシリーズでスキャンするだけで、そのデータを「レシート」「名刺」「文書」「写真」の四つの種別に自動判別し、最適なクラウドサービスに自動で振り分けて保存する。さらに、文書データについては、原稿からわかりやすいタイトルなどを抜き出し、日付と組み合わせて自動でファイル名を生成する。また、自動サイズ検出や向き補正、白紙ページ削除など、これまでPC上で行う必要があったイメージデータの最適化処理も、ScanSnap Cloud上で実現できる。
長谷川社長は、「これまで当社は、スキャナのベンダーとしてハードウェアを提供してきたが、今回はサービスをリリースすることになった。IoT、ビッグデータ、クラウドなどの環境で新しい製品、サービスが続々生まれていて、ライフスタイルやワークスタイルの変革も始まっている。こうしたトレンドを捉え、紙とクラウドサービスをつなぐIoTサービスを提供する。当社だからこそ提供ができる仕事と生活を便利にするサービスだと自負している」と、ScanSnap Cloudの意義を強調した。
11月25日に都内で開かれたScanSnap Cloudの記者発表会には、連携クラウドサービスベンダーのトップが一堂に会し、ScanSnapとの連携を歓迎するコメントを発表。多くのクラウドサービスベンダーが、紙の資料とクラウドサービスを連携させるツールやサービスを待望していたことをうかがわせた。(本多和幸)
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