GMOインターネット(熊谷正寿会長兼社長)とテックビューロ(朝山貴生代表取締役)は、2月1日に業務提携し、テックビューロのプライベート・ブロックチェーン技術「mijin」をベースとしたゲーム用バックエンドエンジンを共同開発すると発表した。

 テックビューロが提供する「mijin」は、企業内や企業間で利用できるプライベートP2Pネットワークをクラウド上や自社データセンター内に構築できるプラットフォーム。ブロックチェーン技術によって構築したP2Pネットワークは、データベースがキャパシティを超えた際にもシステムが停止しない“ゼロダウンタイム環境”を、運用コストを削減しながらも実現できるとして、金融サービスにとどまらずさまざまな分野での活用が期待されている。

 一方、GMOインターネットでは、1800タイトル超の運用実績をもつゲーム・アプリ専用クラウドサービス「GMOアプリクラウド」を提供しており、ゲーム・アプリ開発者の多様なニーズに応じてサービスの充実を図っている。

 こうしたなか、GMOインターネットは、予測を上回るトラフィック量による高負荷があった場合でも、ブロックチェーン技術をゲーム向けクラウドサービスに応用することで、ダウン(停止)しないゲーム環境を安価に提供できるとして注目していた。また、テックビューロでも、さまざまな業界の企業とブロックチェーン技術の実証実験や共同開発を進めている。

 そこで両社は、安価なゼロダウンタイム環境をゲーム向けのクラウドサービスで実現するべく、ブロックチェーン技術を応用したゲーム用バックエンドエンジンを共同開発することとした。

 今回の共同開発にあたっては、テックビューロの「mijin」をベースに、GMOインターネットが管理機能やアプリ用のSDKを開発することで、PaaS型バックエンドエンジンの商品化を進めていく。同サービスの完成後は、「GMOアプリクラウド」の新サービスとして、今秋に販売を開始する予定。