インフォテリア(平野洋一郎社長)とテックビューロ(朝山貴生社長)は、12月4日、事業提携を行い、両社のソフトウェアを組み合わせるための専用接続アダプタを開発すると発表した。この実証実験を16年1月に行い、同年4月に発売する予定。

 日本国内で唯一プライベート・ブロックチェーン実装技術を保有するテックビューロは、主に金融業界でのシステム革命を目指して14年6月に事業を開始。現在は、ブロックチェーン製品「mijin」の開発に取り組んでおり、同ソフトウェアの発売に向けた準備を着々と進めている。今回、インフォテリアとテックビューロが協業することで、金融システムの構築・運用コストを10分の1以下にすることを実現する開発プラットフォームを提供するなど、金融IT革命の実現を目指す。

 具体的な取り組みとしては、「ASTERIA WARP」とmijinを組み合わせた実証実験を16年1月に開始。また、国内金融機関にもブロックチェーン技術の採用・導入を推進するためのセミナーを共同開催する。さらに、テックビューロがASTERIA WARPの「mijinアダプタ」を開発し、4月に発売する。

ASTERIA WARPを使った mijinブロックチェーンの活用 ブロックチェーンの活用 イメージ

 テックビューロでは今後、インフォテリアとの協業により、データ接続のバリエーションを強化することや共同セミナーなどを開催することで、mijinで1000ダウンロード(16年度中)を目標としている。また、インフォテリアでも、今回の事業提携をきっかけに、受託開発によるシステム導入が多い傾向にある金融機関に対し、同社パッケージソフトの提案力を強化し、ASTERIAシリーズの金融機関での導入件数を、20年度には倍増(15年度比)することを目指す。