コネクティビティ製品・アクセサリメーカーのスターテック・ドットコム・ジャパン(スターテック、遠藤信久カントリーマネージャー)は、日本でのビジネス展開を本格化させる。2014年11月の同社発足以降、毎月30~40製品を市場に投入、製品ラインアップを急速に増加させている。今後はさらなる販売増を目指し、リセラーに対してアプローチしていく方針だ。

遠藤信久
カントリー
マネージャー
 スターテック・ドットコム・ジャパンはカナダに本社を構えるスターテック・ドットコムの日本法人。スターテック・ドットコムは、コネクティビティ製品・アクセサリメーカーとして現在、米国、カナダ、英国などの英語圏を中心に、世界13か国で事業を展開。アジア地域においては、日本が初進出国となる。米国、カナダで同社製品のディストリビューションを手がけるシネックスインフォテックが、日本においても総販売代理店を務めている。

 スターテックの大きな特徴は、「ありそうでみつからない」、ユニークな製品を取り揃えていることだ。市販されているような、ごく一般的なコネクタなどを扱う一方、「他社では完全受注生産、あるいは値が張るようなものでも、当社では純正品として抱えているため安く提供できる」(遠藤カントリーマネージャー)という。また、販売されたばかりの最新製品に対応するものや、すでに生産終了を迎えたレガシーなものまで、幅広い製品在庫をもち、イノベータ、アーリーアダプタ層やラガード層のニーズに応えた製品を提供する。また、24時間以内に製品を届けるためのエコシステムづくりにも力を入れており、こうした独特のビジネスモデルで他社との差異化を図りながら高い利益率を誇っている。

 そもそも「何を選べばいいかわからない」という顧客に対しては、入力側と出力側のコネクタ形状を選択することで対応製品をリストアップする「接続ウィザード」を、スターテックのウェブサイトに用意。コネクタの形状図と名称を説明した「ビジュアル用語集」も備えていることから、コネクタ製品に詳しくない人でも製品を探すことができ、該当する製品を取り扱うリセラーを選んで製品を購入することが可能だ。

 日本におけるビジネスでは、現在は約600種類の製品を取り揃えている。「年内に1000種類はラインアップしたい」と、今後もこのペースを維持していく方針だ。売り上げは月を追うごとに30%増で推移し急速に拡大している一方、日本での認知度はまだ低いといい、「まずはリセラーに名前を知っていただくことが課題」と語る。「“何かあったらスターテック”といわれることが理想だ」として、同社製品を販売するパートナー網の拡大に意欲を示している。(前田幸慧)