東芝インダストリアルICTソリューション社(錦織弘信社長)は、市場で稼働する産業機器やビルファシリティなど管理・監視対象とする装置のデータ収集と蓄積、稼働状況を示すデータの見える化サービス・遠隔監視サービス、運用サポートまでをパッケージ化し、「見える化と遠隔監視」を簡単・迅速に始められるIoT基盤のクラウドサービス「IoTスタンダードパック」を7月5日に発売した。

 IoTスタンダードパックは、あらかじめ管理・監視対象とする装置の種別や属性情報、インターフェイス、データ種別の情報などをテンプレート化して準備し、これまで利用部門ごとに実施していた準備作業や現地作業のエンジニアリング業務を簡素化。現場での「プラグ&プレイ機能」によって装置とエッジゲートウェイをつなぐだけで接続が完了し、見える化・遠隔監視開始までの時間を大幅に短縮する。

 エッジ側で多種多様な装置との高速通信や計測値に対し、ルールに従った検知・制御などを一次処理し、クラウド側では分析やルール設定などを高度化する。エッジ側とクラウド側との協調・分散処理を行うことで、全体最適な遠隔監視サービスを実現する。これにより、全体のネットワーク負荷を低減し、セキュアで経済的な運用が可能となる。

 さらに、スマートコミュニティ・エネルギー領域で豊富な実績をもつビッグデータ処理ミドルウェアとオープンパートナーシップに基づき、世界中の優れた製品・技術やグローバルコネクティビティを可能とするネットワークを組み合わせて顧客の課題を解決する。

 同社では、今後もグローバルなパートナー企業との連携を進め、さまざまな産業分野・領域の顧客に広くIoT基盤を提供していく方針。