地域の小売り・流通などを対象にした映像系ソリューションを展示



◇「映像・コンテンツ」ゾーン

 「映像・コンテンツ」ゾーンでは、プリンタ・複合機やプロジェクタ、法人向けのディスプレイやサイネージなどの製品・サービスが展示されていた。OKIデータはダウンタームを大幅に削減する「COREFIDO3」を中心にプリンタと複合機などを展示。とくに、タワー型の複合機は、「コピー機と異なりカウンターチャージでなく、ランニングコストが安いため、注目度が高かった」と、初日の午前中だけで、複数の事務機ディーラーから発注を得ることができたという。

OKIデータの「COREFIDO3」の複合機に注目が集まった

 ソニーマーケティングは、4K対応で高画質のネットワークカメラ「SNC-VB770」(8月発売予定)やドーム型の「SNC-VM772R」の実機を使ったデモを交え、オフィスや店舗などに適したソリューションを展開。また、高画質技術を持つ液晶テレビ「BRAVIA in Business」を活用したサイネージやホテル客室用テレビなどの用途に応じて提案をしていた。「四国ならではの要望が多くあった」と好感触を得ていた。ソニーから分離独立したVAIOは、Windows 10 Mobile OS搭載のスマートフォン「VAIO Phone Biz」を訴求していた。「Office365を使う端末として最適だ」と訴えていた。

リリースしたばかりの「VAIO Phone Biz」はOffice365との相性がいいと訴求していた

 ブラザー販売は、業務用ラベルプリンタを前面に押し出し、業務用途での製品訴求を行っていた。例えば、Bluetooth搭載で携帯性に優れたモバイルプリンタ「MPrint」との連携で関西アーバン銀行が集金時の受領書を即時発行したり、感熱紙で打ち出すことができるA4版対応のモバイルプリンタ「PocketJet」を使って、見積書をその場で出力するなどの利用例を示していた。「PocketJetは、感熱紙での出力でコストが安く評判がいい」と話していた。

 このほかでは、カシオ計算機が水銀を使わない半導体光源のプロジェクタ「CASIO LASER&LRD PROJECTOR」を展示していたほか、エーディテクノが映像・音声の長距離伝送ができる4K/2Kのデジタルサイネージを、三菱電機も流通・小売業界などに販売しているお手軽電子看板「カンタンサイネージ」を訴求するなど、映像やコンテンツを使った賑やかな展示が目立った。

モバイル活用した業務効率化



◇「生産性向上」ゾーン

 「生産性向上」ゾーンでは、基幹業務システムや生産管理システム、CAD、帳票関連システムなど、業務効率化に関するソフトウェアやサービスが展示されていた。応研は、大臣シリーズのうちモバイルを使って業務効率化・簡素化を図るソリューションを主に展示していた。例えば、勤怠管理や在庫管理などの導入事例を示しながら、タブレット端末やモバイルプリンタなどモバイル活用の利点を示していた。「外出先で勤怠申請や在庫管理をすれば、自動的に大臣シリーズに情報が吸い上げられる」と、大臣シリーズの販売に携わる高松市の販社、シンイチの担当者。ユーザーの反応がいいため、営業エリアを拡大していると好感触を示していた。

応研の大臣シリーズと連携できるモバイルソリューションが好評

 同じく業務ソフト大手のOBCは、主力の基幹システムに加え、7月に先行販売を開始した「年末調整申告書サービス」を訴求していた。一般的に年末調整は、各社員が指定用紙に手書きで記入する手間がかかるが、このサービスはウェブ上で項目を記入できる。「年末調整の作業は6分の1になる。総務担当者は、年末調整にストレスチェックの新しい業務が加わると業務が過多になる」と、同サービスのメリットを語る。

 グレープシティは、いま使っているExcel資産を生かす「Forguncy」というウェブアプリを主に紹介していた。Excelでつくられた入力フォームや集計データなどを「ノンプログラミングでウェブアプリにすることができ、自分で考えたフォームを形にできる」と、Excel利用が多い中堅・中小企業への訴求を強化していた。

 日本ユニシスグループのユニアデックスは、同じグループ会社の大日本印刷(DNP)で制作するコンテンツを生かし、企業のオフィスや工場、病院や大学などに、コンサルティングからディスプレイとコンテンツ配信などをパッケージ化したデジタルサイネージ「SmartSignage」を展示していた。「サイネージのコンテンツとしてVOD(ビデオ・オンデマンド)を利用する企業が多い。当社のコンテンツはクラウド上にあるコンテンツを利用するため安価だ」と、全国に店舗展開する百貨店などに入り始めているという。

 このほかでは、リコージャパンが同社初のレーザー光源のプロジェクタを展示していほか、「全国的にはまだ知れ渡っていない」とセゾン情報システムズがシステム間連携ソフト「HULFT」を訴求、日本ティーマックスソフトが業界標準製品互換の「Tibero」を使ったデータベースシステムの展示などがあった。

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