NECは8月2日、東京・秋葉原のショールーム「クラサバ市場秋葉原店」をリニューアルし、コールセンター向けシステムを実際の導入時に近い環境で紹介 する「秋葉原UNIVERGEデモセンター」を新たに併設した。また、クラサバ市場では店舗の防犯や施設の入退室管理に利用できる顔認証システムの体験 コーナーなども用意している。

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(左から)中島泰宏・クラサバ市場秋葉原店店長、スマートネットワーク事業部の松田眞次・主任、ビジネスクリエイション本部の並木寛子・エキスパート、同部の山本史・営業推進部長、スマートネットワーク事業部の若杉和徳・マネージャー

 UNIVERGEデモセンターは、クラサバ市場と同じ建物の5・6階にオープンした。5階がデモルームとなってり、オペレーター端末、管理者端末、壁掛 けの大型表示装置やパトランプなど、コールセンターで用いられるさまざまな機材を取り揃え、大規模センター向けシステム「UNIVERGE ContactCenter」や、中小規模センター向けシステム「UNIVERGE Business ConneCT」の機能や使い勝手を実際に試すことができる。また、一般オフィス向けのユニファイドコミュニケーション製品やIP-PBX製品なども用意 し、Office 365とビジネスフォンの連携デモなども体験できる。

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5階のデモルーム。着信状況を表示する大型表示装置なども稼働状態で設置されている

 6階はサーバールームで、5階のUNIVERGEシリーズ製品のインフラとなるサーバーがラックに搭載された状態で稼働している。また、音声録音システ ムなど連携可能な他社製品の一部も設置しており、動作を確かめることができる。関係者を招いて開催した内覧会では、現場で作業を行うエンジニアからはこの サーバールームが人気を集めており、製品の実物に触れながら設置形態やケーブルの取り回しなどを確認できるのが好評だったという。

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6階のサーバールーム。実際に触れられる機会が少ない製品もあり、エンジニアに好評という

 NECビジネスクリエイション本部の山本史・営業推進部長は「スマートフォン等の普及でメールやチャットでのサポートが増える一方、シニア層を中心に電 話による問い合わせのニーズはさらに拡大しており、コンタクトセンター向けソリューションの需要は増加傾向にある」と説明。クラサバ市場では、デモ用のコ ンセプト展示ではなく、既に提供可能な商材のみを展示しているのが特徴で、NEC製品の導入や取り扱いを検討しているエンドユーザーや販売パートナーが納 得いくまで「実機をさわり試せる、エンジニアにとってのテーマパーク的な場所にしていきたい」という。なお、ユーザーやパートナーの課題にあわせたデモ内 容を用意するため、UNIVERGEデモセンターは完全予約制となっている。

 従来のクラサバ市場2階では、NECが今年から販売している「顔認証システム導入セット」のデモンストレーションも行っており、デスクトップ型の小型 サーバーとネットワークカメラで完結するシンプルなシステムながら、高精度で高速な顔認証が可能なことを体験できる。また、クラサバ市場の中島泰宏店長に よると、最近はサーバー系の製品に加えてネットワーク系の製品展示にも力を入れているといい、パートナー各社がサーバーだけ、ネットワークだけでなく、よ り幅広い製品をトータルで提案できるよう、情報提供を強化していく方針を示している。

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「顔認証システム導入セット」のデモ。サーバールームの機材ではなく、デスクトップ型の小型サーバーで稼働している