シンデン・ハイテックス(城下保代表)は目まぐるしく変化するエレクトロニクス業界で、商材の陳腐化を避けるため、顧客のニーズを捉えて最先端の商材を発掘し提供する。その一つが、デジタルフォレンジック製品ARGOS DFASだ。

 同社は半導体やLCD、OLED液晶パネル、通信モジュールなどの電子部品をメーカーに販売している。市場を取り巻く環境が刻々変わる現在、取り扱う製品を拡充し、市場の流れに乗る。今取り組んでいるのが、セキュリティをキーワードにしたラインアップの拡充だ。

 今回、販売を開始したフォレンジック製品ARGOS DFASは、プログラムをインストールすることなくUSB接続のSSDドライブで提供するポータブル版とサーバーインストール型Enterprise版をラインアップしている。ARGOS DFASのポータブル版は、監査対象のPCにUSBでつなぐだけで、個人情報や機密情報を含むメール、文書ファイルを抽出し、証拠として保存する。また、機器ログオン・ログオフ時刻や外部記憶装置の接続履歴、実行したプログラム、ウェブサイト閲覧履歴などを解析し情報漏えいの前兆を把握し、未然に防ぐ。

 さらにARGOS DFASは、簡単に情報漏えいの初動調査ができるフォレンジック製品として、高度な専門知識や技術をもつ専門家と同様の初動調査分析結果とレポートを短時間で作成することができる。すでに、日本の警視庁や法務省、海上保安庁、東京労働局など公共機関への豊富な導入実績を誇る。

堀 誠
特別営業本部
特別営業部
統括部長
 一方、Enterprise版はデジタルフォレンジック技術を用いた「ネットワーク型」情報管理ソリューションで、複数の国内外拠点、部署などを対象にウェブ管理画面で、遠隔地PCのシステムやファイルを調査・管理する。すでに、日本語完全対応版を2016年6月に発表。韓国では15年末の製品リリース以来、3000クライアントという導入実績を上げている。わかりやすいグラフィックタイムライン表示で、OSがインストールされた時点から発生したユーザーアクティビティをマウスの操作で、簡単に確認できる。

 特別営業本部特別営業部の堀誠統括部長は、「引き合いが増え始めた」。「顧客の要望に適した仕入れ先の選定や技術・サービスの的確な配置など、総合提案力を強化したい」とし、長年培ってきた海外製品の輸入、販売ノウハウを生かし、徹底した顧客主義により海外や日本の製品・サービスを積極的に展開していきたいと意気込む。(鄭麗花)