レッドハットは10月5日、同社のビジネスに貢献したパートナーを「Red Hat Japan Partner Awards 2016」として発表し、授与式を開催した。開催にあたって米国レッドハットのジム・ホワイトハースト社長兼CEOが登壇し、「パートナー経由の売り上げが、初めて全体の80%を超えた。今後もオープンでイノベーティブなテクノロジーをパートナーのみなさまとともに提供し、一緒に何年も成長を続けていきたい」とあいさつ。その後、各賞が発表された。

Partner of the Yearの受賞でスピーチをしたNECの落合浩之・ITプラットフォーム事業部第二ソリューション基盤統括部統括部長(右から二人目)

 最もレッドハットに貢献したパートナーに贈る「Partner of the Year」は、NECが受賞。授与式で登壇したNECの落合浩之・ITプラットフォーム事業部第二ソリューション基盤統括部統括部長は、「OpenStackは今、一番盛り上がっている。ただ、ユーザー企業はプラットフォームが何かではなく、われわれとともに課題解決に取り組んでいくことを望んでいる。そこにパートナーの役割がある。オープンソースでナンバーワン企業のレッドハットと、われわれパートナーが一緒になって、市場を盛り上げていきたい」と語った。

 NECは今年、プライベートクラウド基盤「Red Hat OpenStack Platform」をベースとした「NEC Cloud System」、「Red Hat Ceph Storage」を含んだ垂直統合型プライベートクラウド構築基盤「NEC Cloud Platform for IaaS」などをリリース。レッドハットの各種ソリューションをクラウドビジネスへと拡大・展開したとして、Partner of the Yearの受賞に至った。

 授与式後、レッドハットの望月弘一代表取締役社長は、「パートナーの成功なしでは、当社のビジネスが成立しない。一緒にオープンイノベーションを加速していきたい」と今後の抱負を語った。なお、Red Hat Japan Partner Awards 2016では、12部門が用意され、24社が受賞した。クラウド上でレッドハット製品を提供する日本マイクロソフトは、「Red Hat Japan Contribution Award」を受賞。同社にとっては初の受賞となった。(畔上文昭)