セゾン情報システムズ(内田和弘社長)は12月20日、中国北京市で12月13日に開催された「2016年第九回中国CIO年次大会」で、「世存信息技術(上海)有限公司」(世存信息、内田和弘董事長)が開発・販売する「Haidu(海度)」「HaiDu Data Spider」の“安全・安心の品質”が高く評価され、「2016年度顧客信頼製品」賞を受賞したと発表した。

 中国CIO年次大会は、電子情報産業発展研究院が主催する中国でも大きな産業系ITイベントのひとつ。今回は「チャンス・イノベーション・フューチャー」というテーマで、約400人のIT業界専門家、企業管理者がこのイベントに参加した。

 セゾン情報システムズが100%出資する世存信息は、上海・北京を拠点とし、中国市場向けにローカライズした「HULFT」シリーズ製品であるHaidu(海度)、HaiDu Data Spiderと、それらシステムのインテグレーションサービスを提供するグループ企業。今回の表彰は、Haidu(海度)、HaiDu Data Spiderを活用した、顧客企業内・企業間での安全、確実なデータ連携・インテグレーション分野の貢献が評価されたもの。

 Haidu(海度)は、ファイル転送ミドルウェアのHULFTをベースに、中国専用としてローカライズしたソフトウェア。現地金融企業(銀行・保険)の顧客のシステムを停止させない安定性と、確実なデータ転送による低負荷なシステム運用が評価された。

 また、Haidu Data Spiderは、セゾン情報システムズのグループ会社であるアプレッソが開発・販売するデータ連携ソフトウェア。日本国内で2800社を超える導入実績をもつ「DataSpider Servista」をベースに、中国市場向けにローカライズした。中国でもIoT市場の急成長に伴う大量で多種多様なセンサデータや、SNSを使ったユーザーの投稿データなどの非構造化データを素早く処理できるITが求められている。今後、簡単、手早く、そして高速に連携処理を実現するHaiDu Data Spiderの活用の場が増えると期待されている。

 このほか、世存信息が中国の養老介護施設向けに提供した、Haidu Data Spiderを含むトータルソリューション「スマート養老ソリューション」の実績も評価された。Haidu Data Spiderは専門的な技術知識やプログラミングスキルは不要で、異なるシステムのさまざまなデータやアプリケーションの連携を実現する。中国の養老介護市場は拡大が見込まれるため、その中でHaidu Data Spiderは、多様なシステムをつなぐデータ連携基盤として、今後も重要な役割を担っていく方針。