【ベルリン発】コニカミノルタ(山名昌衛社長)は3月23日(現地時間)、ITプラットフォーム「Workplace Hub」のコンセプトとハードウェアを発表した。同製品とサービスは、2017年秋に世界で同時に提供を開始することを予定している。

IoTとAIを活用してビジネスシーンを最適化

 Workplace Hubは、サーバー型のハードウェアをハブとして、企業システムやデバイス、ネットワーク、ファイル、社員の行動データなど、企業活動におけるさまざまなデータを活用し、AI(人工知能)によって最適な働き方を実現するプラットフォームである。

 まず、ハードウェアは複合機に上記機能を内蔵するタイプ、ラックマウント型のタイプ、単独のサーバー型の対応を用意。既存環境などに応じて、最適なタイプを提案する。提供方法は、複合機の経験を生かし、月額課金のサブスクリプションモデルを採用。マネージドサービスとして、リモートで運用を行う。
 
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「Workplace Hub」を発表する山名昌衛社長

 Workplace Hubを発表した山名社長は、「ビジネスの将来を定義して提供する、まったく新しい製品、サービスである。IoTやAIを活用するが、そうした技術を中心に考えるのではなく、ビジネスの現場をもっと創造的なものへと変えていくプラットフォームである」と、コンセプトを説明した。
 
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ITプラットフォーム「Workplace Hub」のハードウェアラインアップ

 コニカミノルタは欧州でのシェアが高く、同社によると、ドイツでは複合機のシェアがトップであるという。Workplace Hubは、欧州発のプロジェクトで、ソフトウェアはチェコで開発し、日本はハードウェアの設計を担当している。Workplace Hubの発表をドイツのベルリンで行ったのは、こうした背景がある。欧州では、業務の効率化をテーマにした働き方改革への関心が高い。Workplace Hubは、働き方改革を実現するソリューションとして、まずは複合機のユーザーを中心に導入を促進していく考えだ。